播州しの笛(篠笛) と 恋歌 [しの笛、音楽]
しの笛で奏でる曲には俗世間を離れた、清澄な世界を奏でる曲が多い。
しの笛が奏でる世界もそういった音世界が多い。
播州しの笛は「宮本武蔵を慕う お通さんの笛」という面がある。
だから播州しの笛は情念のこもった曲を演奏することが多い。
恋歌がことに多いかもしれない。
恋歌を奏でるにはやはり感性がいる。
若すぎる人の しの笛演奏では情感を奏で切れない場合が多い。
人生を経てきた人の演奏には豊かな情感がこもる。
しの笛の演奏においては技巧も大事だが、豊かな感性がより求められると感じる。
豊かな人生経験と、そこから生まれ出る感性がより大切だろうと思う。
播州しの笛は、人の世の情感を奏でる笛なのだ。
言いかえれば「心を奏でる」しの笛なのだ。
播州城山流しの笛 城山如水
http://aoitori.blog.so-net.ne.jp
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