白鷺城春秋 城山如水作曲 [城山如水作曲作品]
「白鷺城春秋(城山如水作曲)」は三部からなる、しの笛曲集。
第一曲「序」は朝靄の中に凜とそびえる白鷺城(姫路城)の姿を奏でる。
荘重にゆったりと。
第二曲「桜舞う白鷺の空」は桜吹雪舞う白鷺城の風情。その上をゆったりと白鷺が舞う風情を。
華やかに速く。
第三曲「秋の彩城を染めて」は紅葉に染まる白鷺城の風情を。城内公園は紅葉が美しい。紅葉越しに見上げる白鷺城は紅葉に染まるように見える。
想いも深く緩やかに。
通常は「黒田節」の前に続けて演奏する。
毎回の播州しの笛の演奏会で「風の音~恋文・愛(城山如水作曲)~姫路城下、武蔵・お通さんの物語に寄せて」と共に、必ずとりあげる曲目となっている。
一度、帽景亭での春の演奏会のおりのこと。
「白鷺城春秋」を演奏していた時、会場が一瞬暗くなったと思ったら大きな白鷺が庭園に舞い降りた。
そして灯篭に止まったりしながら演奏の間中、会場の和室を覗き込んでいた。
会場にどよめきが起こって、聴衆の皆さんは大喜びだった。
この曲集は年間通じて、播州城山流しの笛教室でお稽古している。
8月4日(日)の演奏会でも上演する。
播州城山流<しの笛 風の音>
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播州城山流 城山如水
http://aoitori.blog.so-net.ne.jp
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