播州城山流しの笛(篠笛) 風の音~姫路・風の恋歌 [城山如水作曲作品]
播磨・姫路にゆかりの恋女、恋する女性は多い。
近松の「お夏清十郎」の「お夏」
吉川英治が小説「宮本武蔵」で描いた姫路城下、花田橋の「お通さん」
書写山に性空を訪ね教えを乞うた、恋多き王朝歌人・和泉式部。
書写山・円教寺に
「くらきより くらき道にぞ入りぬべき 遥かに照らせ山の端の月」という絶唱を残した。
豊臣秀頼と政略結婚の後、落城する大阪城から救出され姫路城に安住の地を得た、家康の孫娘「千姫」もそうかもしれない。
これらの「恋する女性」に想いを馳せ、ことに「お夏清十郎」の「お夏」に寄せる しの笛曲が
「風の音~姫路・風の恋歌(城山如水作曲)」
この曲は夏の定番曲でもあり、各地の「播州城山流しの笛教室」でこの時期、お稽古している。
8月3日(日)開催の
「しの笛の調べ~官兵衛の城下町<姫路風の恋歌、八朔の雛祭り>」で演奏します。
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